【猫は病気を隠したがる】
猫は昔から、死期が近づくと居なくなると
よく言われます。以前に雄猫を飼っていた
時、外に出て野良猫と喧嘩をしたため、猫
エイズになってしまい体調を崩しました。
その時は、車庫に隠れてあまり人の前に
来なくなり、最終的には死期を感じたのか
私たちの前からいなくなりました。その後
近隣の人から、あんたのところの猫が死ん
でいると連絡がありました。昔から言われ
ている通りでした。外に出してしまった
私の責任です。本当にかわいそうなことを
してしまいました。猫は、室内飼いで命を
守りましょう。
【飼い主が猫を守る】
猫が普段と違う様子を見せていることが
あれば要注意です。老猫は、腎臓病になり
やすいので、よく観察し早期発見が病気の
進行を遅らせ、また、完治させる可能性も
出てくるわけです。
【具体的な病気の兆し】
下記の症状が現れたら自己判断せず、動物
病院で受診いたしましょう。
1.冷たい場所へ行く:体温が下がって
いるかもしれません。
2.周囲に無関心:強い痛みを感じてい
たり病気の末期症状であったり、
脳の病気の可能性もあります。
3.1日以上元気がない:大きな病気の
可能性があります。病院で受診下さい。
4.視線が合わない:網膜出血で失明、
脳の病気が疑われます。
5.呼吸が浅い(口呼吸):肺や心臓の病
気、甲状腺機能亢進症の疑い。
肺水が溜まっている可能性も考えら
れます。
6.震えがある:てんかんや脳の病気、重度
の腎臓病や肝臓病、低血糖で起る場合も
あるので、要注意です。
7.白目が黄色い:肝臓病による黄疸の
可能性があります。
8.口を痛がる・口臭がある:歯石や歯周
病、口内炎、怖いのは、悪性腫瘍の扁平
上皮がんです。
9.頻繁に嘔吐する:膵炎や甲状腺機能亢進
症が多く、胃腸に腫瘍ができている
場合があります。
10.お腹が膨れている:腹水が溜まって
いる。がんにより内臓が腫れている。
11.ご飯を食べない:大きな病気の可能性
あります。病院で診てもらった方がよ
いと思われます。
12.水を飲みすぎる:腎臓病や糖尿病、
甲状腺機能亢進症の疑いがあります。
以前はこんなに飲まなかったのに、
最近は水をよくおねだりしてくるなと感じた
ら、一度診てもらつた方がよいかもしれませ
んね。
13.尿の回数が多い:膀胱炎や尿道結石
の可能性があります。
猫を病気から守るのは、飼い主さんです。
心していきたいですね。