【猫の夜鳴き】
1.夜鳴きのサイン
猫の夜鳴きは若い猫と老いた猫では、意味が
違いますね。13歳を超えた老い猫の場合、
病気のサインが考えられます。特徴としは、
一定のリズムで吠えるような大きな鳴き声を
出し、かつ1点を凝視しながら鳴いていたり
した場合、脳腫瘍や高血圧、認知症などの病
気が考えられます。発情期の時もアオ~と大
きな鳴き声を出しますが、病気の場合は、少
し低い声になります。とにかく大きな声で夜
鳴きをすれば要注意です。若い猫の夜鳴は、
遊んで欲しいといった時や甘えたい時がほと
んどです。若い猫の夜鳴きは全く問題ありま
せんが、老いた猫の場合は、病院で受診した
方が良いですね。受診の際は夜鳴きの頻度や
状況を正しく伝えるためにもメモを取ってお
きましょう。獣医さんからの精度の高い診断
が望めると思います。
2.猫は無駄に鳴かない
猫は基本的に我慢強い性格です。だからこそ
無駄に鳴きません。しかし、飼い主さんを
見ながら鳴く場合は、何かを要求している
事が多く、例えば、お腹が空いた、トイレ
が不衛生で嫌だなどの主張をしている時で
す。
ですので、その要求を察知し応えてあげまし
ょう。じっくり遊んであげれば、夜は静かに
おやすみするでしょう。ストレス解消と疲れ
そして安心するからでしょうね。
猫の夜鳴きは、ほとんどの場合老い猫です。
いつもと鳴き方が違うと感じることが大切
です。猫も気づいて欲しいと思っているの
ではないでしょうか。猫の鳴き方の別記事
で紹介いたしましたが、いろいろな鳴き方
で猫は意思表示をしています。その記事内
には夜鳴きの事を載せていませんでしたが、
病気のサインかもしれませんので、ご注意
ください。重大な病気になっていたら、猫も
飼い主さんも困りますからね。